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ンバータ、電流源となるものを電流形インバータと称する。主回路構成上の特徴としては、図7・34に示すように電圧形インバータは、コンバータ出力側のコンデンサにより平滑された直流電流を得て、これを基にインバータ部で所定の周波数の交流電圧に変換する。一方、図7・35に示すように電流形インバータではコンデンサの代りに大きな直流リアクトルが接続され、インバータ部への入力電流を平滑にして所定の周波数の電流に変換する。
VVVF式インバータは主に電圧形であり、VCVF(可変電流可変周波数)式インバータには電流形が主に用いられる。
電流形インバータは電動機の正逆転運転を頻繁に繰り返し、ダイナミック運転(発電、回生連転)を行う場合に適しているが、電動機の特性に合せてインバータの設計を行う必要がある。
(b)白励式インバータと他励式インバータ
インバータの整流素子に転流を起こさせるに必要な電圧(転流電圧ともいう。)が半導体電力変換装置の構成要素から与えられるインバータは自励式インバータと称し、直流電源から電圧の確立している交流回路に逆変換する場合のように、転流電圧がインバータの負荷側の交流回路から与えられるインバータを他励式インバータと称する。したがって、交流電動機運転電源用のインバータは自励式インバータに属する。
(C)整流素子による分類
逆変換主回路用の整流素子にはサイリスタ、GTO(ケートターンオフサイリスタの略)又はパワートランジスタが用いられる。
サイリスタは誘導負荷の場合転流を確実に行わせるために、強制転流回路を付加する必要があり、回路構成がやや複雑になる欠点がある。一方、GTOやパワートランジスタは自己消弧形の素子で、ゲート電流又はコレクタ電流の制御により主回路をON−OFFさせることができるので、回路構成上望ましい素子とみなされており、最近の急遠な開発に伴い、サイリスタに代って広く採用されるに至っている。現在ではパワートランジスタは1200V,300A程度のものまでモジュール化されており、GTOにおいて4500V,3000Aのものまで開発されている。一般に広く使用される中容量(約300KVA)以下のインバータにはパワートランジスタが主流を占めて使用されており、船用のインバー

 

 

 

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